展示会・イベントでロボットを使うと何が変わるか
展示会で人目を引くのは、自律動作する実体型ロボット=フィジカルAI(ヒューマノイド・四足)です。プログラムどおりに繰り返すだけの置物ではなく、AIで自分から動き回るからこそ、来場者は思わず足を止めます。レンタルなら、こうしたフィジカルAIを購入せずにイベント単位で集客装置として導入できます。全体像はフィジカルAIレンタルとはもあわせてご覧ください。
展示会やイベント会場では、ブースの前を通り過ぎる来場者の足を止めることが最初の壁です。歩行する人型ロボットや動き回る四足ロボットは、それ自体が珍しく、遠くからでも視線を集めます。レンタルなら高額な機体を購入せずに、その日だけ集客装置として導入できます。
用途は集客にとどまりません。受付・案内・記念撮影・実演・登壇演出・SNS拡散といった役割を、1台または複数台で担えます。来場者がロボットと一緒に写真を撮り、その場でSNSに投稿することで、会場の外へも話題が広がります。
株主総会や周年イベント、店頭プロモーションなど、「いつもと違う特別感」を出したい場面でも有効です。短期のレンタルであれば、イベント単位で予算化しやすいのも利点です。
集客に効く機種の選び方
一口にフィジカルAI(実体型ロボット)といっても、ヒューマノイドと四足歩行で集客への効き方は変わります。会場の広さ、演出の目的、予算によって向く機種が変わるため、代表的なUnitree製ロボットの特徴と参考価格を次にまとめます。価格は時期・期間・在庫により変動するため、あくまで目安としてご確認ください。
| 機種 | タイプ | 向いている使い方 | 参考料金(日額〜) |
| Unitree G1 | 人型(小〜中型) | 受付・案内・記念撮影・登壇演出。人型で目立ち、ブース内でも扱いやすい | ¥34,800〜 |
| Unitree H1 | 人型(フルサイズ) | インパクト重視の集客・実演。大きさで遠くからも注目を集める | ¥49,800〜 |
| Unitree H2 | 人型(フルサイズ) | 最上級の存在感を出したい大型イベント・記念演出 | ¥200,000〜 |
| Unitree Go2 | 四足歩行 | 低コストで動きのある演出・回遊集客。狭いブースでも動かしやすい | ¥3,000〜 |
まず話題性とインパクトを最大化したいなら人型のH1・H2、受付や撮影など接点をつくる役割ならG1、低予算で動きの面白さを出すならGo2が候補になります。各機種の詳細は Unitree G1(/unitree/unitree-g1/)、Unitree H1(/unitree/unitree-h1/)、Unitree H2(/unitree/unitree-h2/)、Unitree Go2(/unitree/unitree-go2/)の各ページをご確認ください。レンタル可能な全機種は https://smart-mart.jp/unitree-rental/ から一覧できます。
当日の稼働条件と環境の目安
ロボットを安定して動かすには、会場側で押さえておくべき条件があります。以下はG1クラスの人型ロボットを想定した目安です。機種や個体差で前後するため、事前に貸し出し元へ確認することをおすすめします。
| 項目 | 目安 |
| 連続稼働時間 | 約45分の連続稼働ごとに、1時間ほどの休止を挟む |
| バッテリー | 約2時間。ブース内に充電スペースを確保しておく |
| 設置環境 | 屋内向け。屋外・雨天は不可が中心。つるつるのコンクリートは滑りやすく、階段は不可 |
| 立ち上げ | 搬入後の立ち上げに約15分。事前リハーサルを推奨 |
| 搬入〜撤収 | 6時間以内が目安。駐車スペースや控室があるとスムーズ |
人型ロボットは平らで滑りにくい床を前提とします。会場の床材やレイアウトを事前に共有しておくと、当日のトラブルを減らせます。
稼働枠の組み方と当日の段取り
フィジカルAI(実体型ロボット)は自律的に動く分バッテリーを消費します。連続稼働の目安が約45分、その後1時間ほどの休止が必要なため、ロボットを終日休みなく動かし続けることはできません。来場のピークに合わせて、稼働枠と休止枠を交互に計画するのが基本です。
たとえば開場直後やセミナー終了直後など、人が集中する時間帯に稼働枠を寄せ、混雑が落ち着く時間に休止と充電を割り当てます。休止枠を「次の稼働の予告」として案内すれば、来場者の期待感を保てます。
- 搬入後に立ち上げ(約15分)と動作確認・リハーサルを行う
- 来場ピークに稼働枠を重ね、合間に休止・充電枠を挟む
- 記念撮影や実演は短いサイクルで回し、待ち列が伸びすぎないよう誘導する
- 撤収まで含めて搬入〜撤収6時間以内を一つの目安にスケジュールを組む
操作に不安がある場合の選択肢
専門知識がなくても運用できるよう、いくつかの支援オプションがあります。
エンジニア同行(オプション)を付ければ、操作や進行を専門スタッフが代行します。自社に操作担当を立てる必要がなく、当日はロボットの挙動を任せられます。
さらに、操作だけでなく当日の進行ごと任せたい場合は、運用スタッフ付き(出張運用・請負)という選択肢もあります。会場での運営を請負として委託する設計で、労働者派遣ではありません。自社にノウハウがない初回イベントや、運営人員を割けない場合に向いています。
どこまで自社で担い、どこを任せるかは、イベントの規模と社内体制に合わせて選べます。まずはエンジニア同行から試し、慣れてきたら自社運用に切り替えるといった段階的な使い方も可能です。
ブランディング・演出のアイデア
ロボットそのものの存在感に加えて、自社のブランドを乗せる工夫で訴求力が高まります。
- 自社ロゴ入りのアパレルをロボットに着せて、ブランドの一部として見せる
- 原状回復シール(剥がせるタイプ)でロゴやキャンペーン名を貼り、機体を傷つけずに装飾する
- 受付・案内役として配置し、来場者に最初の印象を残す
- 記念撮影の被写体にして、SNS投稿を促す導線をつくる
- 登壇演出や実演に組み込み、プレゼンの「つかみ」に使う
装飾は機体を傷つけない範囲で行い、貸し出し条件として原状回復が前提になる点に注意してください。装飾の可否や範囲は、事前に貸し出し元へ確認しておくと安心です。
導入前に確認しておきたいこと
展示会・イベントでのレンタルをスムーズに進めるため、申し込み前に次の点を整理しておきましょう。
- 会場環境:屋内か屋外か、床材、段差・階段の有無、ブースの広さ
- 電源・充電:ブース内で充電できるスペースとコンセントの有無
- 稼働計画:来場ピークの時間帯と、稼働枠・休止枠の割り当て
- 搬入経路:搬入口・エレベーター・駐車スペース・控室の確認
- 運用体制:自社操作か、エンジニア同行か、運用スタッフ付き(出張運用・請負)か
- 演出内容:受付・撮影・実演・登壇など、どの役割を担わせるか
機種選びや当日の段取りに迷う場合は、レンタル機種一覧(https://smart-mart.jp/unitree-rental/)から目的に合う機体を比較し、運用支援の要否とあわせて相談すると失敗が少なくなります。