ロボットレンタル料金の相場【結論・早わかり】
本ガイドで扱うロボットは、AIで自律的に判断・動作する“実体を持つフィジカルAI”——ヒューマノイドや四足歩行ロボットなど——です。これらフィジカルAIのレンタル料金を、機種タイプ別の相場として整理します。フィジカルAIレンタルとはも合わせてご覧ください。
ヒューマノイド・四足歩行ロボットのレンタル料金は機種の種類で大きく変わります。まず相場の全体像を押さえると選びやすくなります(いずれも本体レンタル料の参考目安。配送・設置・保険・オプションは別途、台数・期間で変動します)。
| 種類 | 日額の目安(参考) | 主な用途 |
|---|---|---|
| 四足歩行ロボット(小型) | ¥2,300〜¥3,900/日 | 点検・巡回・研究・撮影・デモ |
| 四足歩行ロボット(産業用・大型) | ¥15,000〜¥31,200/日 | 屋外巡回・点検・搬送 |
| 小型ヒューマノイド(Unitree G1 等) | ¥34,800〜/日 | 展示会・撮影・受付・研究 |
| フルサイズヒューマノイド(H1・H2 等) | ¥49,800〜¥200,000/日 | 展示・PR・研究開発 |
| ロボットアーム(Z1 等) | ¥3,000〜/日 | 研究・教育・協働作業 |
「機種が決まっていない」段階でも、やりたいこと(用途)から選べば方向性が決まります。後述の用途別の選び方も参考にしてください。
Unitree 主要機種 レンタル料金 比較表(日額・月額の目安)
国内でレンタルしやすい代表的なフィジカルAI(ヒューマノイド・四足ロボット)の参考料金です。台数・期間・配送地域で変動するため、正確な金額はお見積もりをご依頼ください。期間が長いほど日換算は下がります。
| 機種 | タイプ | 日額(参考) | 月額(参考) | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| Unitree Go2 | 四足歩行(小型) | ¥3,000〜 | ¥60,000〜 | 点検・巡回・研究・撮影 |
| Unitree B2 | 産業用四足歩行 | ¥22,800〜 | ¥456,500〜 | 点検・巡回・運搬 |
| Unitree G1 | 小型ヒューマノイド | ¥34,800〜 | ¥792,000〜 | 展示会・撮影・受付・研究 |
| Unitree H1 | フルサイズヒューマノイド | ¥49,800〜 | ¥980,000〜 | 展示会・PR・研究 |
| Unitree H2 | フルサイズヒューマノイド(新世代) | ¥200,000〜 | ¥2,000,000〜 | 展示・PR・研究開発 |
| Unitree Z1 | ロボットアーム | ¥3,000〜 | ¥60,000〜 | 研究・教育・協働 |
全機種の料金一覧・用途からの選び方は、Unitree レンタル 全機種比較でまとめて確認できます。
レンタル / リース / 購入 / 中古|どれを選ぶべきか
使う期間と目的で「持ち方」を選びます。まず試すならレンタル、業務で継続使うならリース、長期で自社運用・改造するなら購入、コストを抑えて所有するなら中古、という整理が現実的です。
| 持ち方 | 向いているケース | 初期費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| レンタル(1日〜) | 単発・短期・まず試したい(展示会/撮影/PoC) | 小 | 期間に応じた料金。在庫を持たず手軽 |
| リース(月額・年単位) | 業務で継続利用・初期費用を抑えたい法人 | 小 | 月額に平準化。一般にリース料は経費処理しやすい(会計は税理士に確認) |
| 購入(新品) | 長期運用・自社改造・常時稼働 | 大 | 資産化。最新機を自由に運用 |
| 中古購入 | コストを抑えて所有したい | 中 | 初期費用を抑えつつ所有できる |
「まずレンタルで試して、本格導入はリースか中古購入」が無理のない進め方です。法人の長期導入はUnitree リース(法人向け)もご検討ください。
用途から選ぶ|目的別のおすすめ機種
機種に詳しくなくても、用途が決まればフィジカルAI(ヒューマノイド・四足ロボット)選びの方向性が定まります。
| 用途 | 向いている種類 | 代表機種 |
|---|---|---|
| 展示会・イベント・受付で目立たせたい | ヒューマノイド(人型) | G1(コンパクト)/H1・H2(存在感) |
| 撮影・映像・SNS | ヒューマノイド/四足 | G1/Go2 |
| 点検・巡回・屋外 | 四足歩行 | Go2(小型)/B2(産業用) |
| 研究・教育・PoC | 小型機・アーム | Go2/G1/Z1(アーム) |
| とにかくインパクト重視 | フルサイズヒューマノイド | H1/H2 |
借りる前に知っておきたい稼働条件(失敗しない手配)
カタログには載りにくい「実際に動かすと分かる」条件です。会場・用途と照らして事前に確認すると、当日の失敗を防げます(小型ヒューマノイドG1クラスの一般的な目安。機種・モデルにより異なります)。
- 連続稼働:歩行・パフォーマンスは連続およそ45分が目安。発熱するため以降は1時間ほどの休止を見込みます。終日の常時稼働には向きません。
- バッテリー:2時間程度。会場に充電スペースの確保が必要です。
- 使用環境:基本は屋内向け(屋外・雨天は不可の機種が中心)。つるつるのコンクリは滑りやすく、階段は不可。四足歩行(Go2・B2)は段差・屋外に強く条件が異なります。
- 設置・当日:搬入後の立ち上げに約15分。搬入から撤収まで6時間以内が目安。駐車スペース、できれば控室があるとスムーズです。
- 操作:専門知識がなくても、エンジニア同行(オプション)で操作・デモ進行を代行できます。
レンタル費用を抑えるコツ・補助金
費用最適化の基本は「期間と用途の最適化」です。
- 期間でまとめる:長期になるほど日換算は下がります。短期を繰り返すより、用途が続くなら長期やリースが有利な場合があります。
- 用途に機種を合わせる:オーバースペックを避け、用途に必要な機種を選ぶ(点検なら四足、演出ならヒューマノイド等)。
- 配送・設置の最適化:引き取り対応や設置不要で減額できる場合があります。
- 補助金の併用:補助金は購入を前提とする制度が中心ですが、用途・申請枠により対象になり得ます。機種別の補助金解説も参考にしてください(採択を保証するものではありません)。