NAO・Pepperとは|ソフトバンクロボティクスの人型ロボット

NAO(ナオ)とPepper(ペッパー)は、ソフトバンクロボティクス(旧アルデバラン)が開発する人型サービスロボットです。NAOは身長58cmの卓上型小型ロボットで2008年初登場、Pepperは身長121cmの大型サービスロボットで2014年初登場。日本国内のロボットレンタル市場では「最も実績がある」業務用人型ロボットの代表格です。

項目NAOPepper
身長58cm121cm
重量5.4kg28kg
音声認識・会話○多言語○多言語+画面
移動2足歩行車輪型(オムニホイール)
主用途教育・研究・展示店舗受付・案内・接客
稼働時間約90分約12時間(充電スタンド利用)

NAO・Pepperレンタル料金(2026年5月時点)

日本国内でのレンタル料金の参考相場です。ソフトバンクロボティクスの直販・正規ディストリビューター経由が主流です。

期間/用途NAOPepper
1日(イベント)3-8万円5-15万円
1週間(展示会)15-40万円30-70万円
1ヶ月(短期業務)20-50万円25-60万円
3ヶ月(中期)50-120万円60-150万円
1年(本格運用)180-400万円220-500万円

レンタルにはコンテンツ制作(音声シナリオ・画面コンテンツ)が別途必要な場合が多く、内製で対応するかソフトバンクロボティクスのコンテンツ制作支援を利用するかで総予算が変動します。

主要活用シーン

NAOとPepperは用途特性が異なり、使い分けが重要です。

1. 店舗・受付での接客(Pepper)

商業施設・銀行・病院の受付・案内用途。来店客への挨拶・案内・誘導・アンケート収集。長時間連続稼働可能(充電スタンド利用)・大型タッチパネル付属で接客連携が強み。導入実績はソフトバンク・三井住友銀行・大型ショッピングモール等多数。

2. 教育機関での実機教材(NAO)

小中学校・高校・大学のプログラミング教材として活用。NAOは小型で扱いやすく、Pythonベースのプログラミング学習に最適。教育向けカリキュラムも整備されています。

3. イベント・展示会の集客(両機種)

企業イベント・展示会のブース集客用途。Pepperの「人型サービスロボット」の認知度の高さから、来場者の興味喚起効果が大きい。1日5-15万円のレンタルで集客効果は十分。

4. 研究機関・大学(両機種)

HRI(Human-Robot Interaction)研究・心理学研究の実験機材として活用。NAOは「人型ロボットの最も普及した研究プラットフォーム」として論文化実績多数。

5. 企業PR・CSR活動(Pepper)

企業の社会貢献活動・新規施設オープン・PR動画撮影での起用。Pepperの認知度を活かしたメディア露出効果。

Pepperの2026年時点の状況|販売終了と後継機

Pepperは2020年に生産中止が発表されましたが、2026年5月時点でレンタル・既存ユーザー向けサポートは継続中です。新規購入は事実上不可能ですが、レンタル市場には流通在庫があり、利用は引き続き可能です。後継機としてはソフトバンクロボティクスの新規ロボット開発、または他社の「サービスロボット」(中国系を含む)が代替候補として浮上しています。

レンタル契約を検討する場合、契約期間中のサポート(故障対応・代替機提供)の保証期間を必ず確認してください。